渡辺俊が苦手ドームへ新球
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昨季は25試合で9勝6敗、防御率2・44と安定感を取り戻した。しかし、ドーム球場に限れば7試合0勝4敗、防御率3・56と相性は最悪。「新球? ドームで勝てないのでドーム用ですね」
ヒントとなるのは、先輩の小宮山が操る「シェイク」だ。握りはフォークのようだが、押し出すように投げることで、揺れながら落ちる。「僕のは握りはシェイクで、腕の振りはストレート。遅いのにフワッと浮き上がるイメージです」と打者を幻惑して、鬼門の突破口を開く構えだ。
この日は、千葉マリンで自主トレを公開。「味方の打者に投げてみたい」と2月の石垣島キャンプでも出し惜しみせず、魔球を試投していく。
決してドームでの投球内容も悪くないんだけどなー。