ロッテ キャンプ緊急事態を回避
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石垣市関係者も「ビックリです」という急転ぶりだ。2月は観光シーズンに加え、サトウキビの収穫も重なり島全体が人手不足。だが「島の人はギリギリにならないと火がつかない」と、30日のチームの石垣入りを目前に猛スパートだ。
そんな島民からチームへ、感謝のプレゼントも用意されている。大嶺の母校・石垣第二中のブラスバンド部がオリジナルテーマ曲「僕らに夢を」を作成。30日の歓迎式典でお披露目されるのだ。
昨年11月、同部が全国大会出場時、瀬戸山球団社長が千葉マリンスタジアムを練習場所として提供。大会で銀賞に輝いた部員が感激し、テーマ曲作成を提案した。「南国風に仕上げた曲。作詞は子供たちと作りました」と大浜教諭。“ゆいまーる(助け合い)精神”に支えられ、V奪回を目指すキャンプが始まる。
ゆいまーる精神ね。いい言葉だ。