小林宏「開幕の緊張味わってみたい」
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ロッテの小林宏が12年目で初の栄誉を手にした。「楽しみです。開幕戦は緊張感が違うので、それを味わってみたい」。オープン戦最終登板で5回を6安打2失点。試合後の右腕に、バレンタイン監督から開幕投手の通達があった。
この日の投球内容は満足いくものではなかった。「最悪。思ったところに投げられなかった」。上体に力が入り、体の開きが早くなる癖が出て、直球はシュート回転、変化球の制球にも苦しんだ。それでも、指揮官は「十分に力を示し結果を残した。それだけの栄誉を与えて当然」と話す。
開幕戦で待ち受けるのはダルビッシュだ。小林宏は「ゼロに抑えないと勝てない。より完ぺきに仕上げないといけない」と闘志をみなぎらせる。課題は残ったが「逆に気持ちが引き締まった。残り1週間で仕上げて、しっかりと投げる自信はある」。北の大地での“イケメン対決”を制し、新エースへの道を切り開く。
マジで稀に見るイケメン対決だな。