片岡がぶつけられ…渡辺監督ブチ切れ
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新たな遺恨勃発(ぼっぱつ)か。試合後のロッカーに激しい怒りが充満した。大敗した西武・渡辺監督が試合内容そっちのけで、九回から登板したロッテの新人・伊藤にブチ切れた。
問題になったのは九回一死一塁で片岡が死球を受けた場面だ。カウント2-1からの5球目、144キロシュートが片岡の左手の甲を直撃。激痛のあまり片岡はしばらく立ち上がれず、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。これに渡辺監督は激怒。ベンチから飛び出し、マウンドの伊藤に向かって激しく怒声を浴びせたのだ。
試合後も怒りが収まらず「(死球は)ハッキリ言ってありえない。新人とはいっても野球を知らなさすぎる。1軍で投げる投手じゃない」と声を震わせた。さらに、7点差もありながら伊藤が、初球も肩付近にシュートを投げたことにも触れ「あの場面で2球も(内角の厳しいところに)いくのはおかしい」と、怒りは一向に収まらなかった。
交代した片岡は習志野市内の病院へ直行。検査の結果、左手甲打撲だったが、渡辺監督は「骨折じゃなくてもあしたは無理だろう」と顔をこわばらせていた。
伊藤マジ大物www