清水 3戦連続完投 ロッテ4連勝
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97球の省エネ投球。それでも、清水は「全然、完ぺきじゃなかった。もっと投げたような疲れた感じがある」という。不本意だった昨季の悔しさがあるだけに「次があるか分からない」と目をぎらつかせている。
マウンドでは攻めの姿勢を貫いた。相手打線の勝負が早いと判断すると「初球から全力投球した。とにかく1球目から全力でいった」というガチンコ勝負。この日はわずか1三振だったが、4回1死三塁のピンチで小久保から奪っただけに「取りたいところで取れた」と胸を張った。
エースの風格を取り戻した右腕は前夜から気合満点。清水は店の在庫の紹興酒をすべて飲み干したことがあると豪語するほどの酒豪だが、昨晩の晩酌はチーム関係者と宿舎内の中華料理店で、ビールと紹興酒をそれぞれ1杯ずつ飲んだだけ。体調管理もバッチリなエースは、たしなむ程度で床に就いた。
エースの復活とともに、チームも連勝街道をばく進。バレンタイン監督は「清水は完全に試合をコントロールしていた」と賛辞を惜しまなかった。
小久保のところでよく取ったな。素晴らしい。